UK London SHU 8430 stereo
Condition sleeve : EX / record : EX--
1946年アーカンソー州出身のR&Bシンガーソング・ライター、アル・グリーン。
本作は全米8位を記録した4枚目、彼の人気を不動のものにした1972年の代表作です。
大変希少な英国プレスは、当時イギリスで発売されなかった69年のアルバム『Green Is Blues』から「Talk To Me, Talk To Me」と「Tomorrow's Dream」の2曲を加えた大充実の11曲入りです!
全米1位/英7位を記録、映画『パルプ・フィクション』でも使われた永遠の名曲「Let's Stay Together」を筆頭に、ストリングスを効果的に使ったタイトル曲に負けず劣らずの名曲「Judy」、HIサウンド特有のリズムとメンフィス・ホーンが際立つ「So You're Leaving」や「It Ain't No Fun To Me」、哀愁漂う黄昏スロウ「Old Time Lovin'」等を収録。大半のナンバーが彼自身によるオリジナル曲ですが、エディ・フロイドの「I've Never Found A Girl」や、ビージーズのメロウなバラード「How Can You Mend A Broken Heart」といったカバー曲も、見事彼色に染め上げています。
抑えたヴォーカルとファルセットが絶妙、無駄な曲が一切無いサザン・ソウル不朽の名盤です。
表ジャケは微かなリングすれ、右上角付近に折れジワ、エッジ沿いに細かいシワが散見されますが、ヨレ感は少なくコーティングのツヤも良好です。裏ジャケは左上角付近に折れジワ、背表紙沿いに細かなシワが見受けられますが、スレは少なめです。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤は薄い線スレ・紙スレ、A面にやや目立つヘアラインが2本見られますが、大半が音に影響しない表面的なものです。唯一B4で極細のスレキズによる周回プチを1分間ほど感じます。ノイズ自体は軽微なものですが、静かな曲なので人によっては少々気になるかもしれません。その他A1イントロで4〜5回の軽いプチをはじめ、時折チリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特に無く、底チリも少なめ。概ね良好の再生状態です。
盤のふちに少々の歪み(反り)があり、B面の前半再生時に針が微かに上下しますが、針飛びは勿論のこと、音への影響は全くありません。
UKオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
マトリクスは2W/2W