UK Elektra EKL 4034 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX-
激レアUKオリジナル、モノラル盤です!
コアなファンから絶大な支持を得るデヴィッド・ストウトン唯一のアルバム、1968年の作品です。彼に関する情報は全くと言っていいほど出て来ないのですが、ボストンを拠点に活動した学生&ミュージシャンだったようです。
不思議なトランペットとフルートをフィーチャーしたいびつでマジカルな「The Sun Comes Up Each Day」や「Saving For A Rainy Day」、無機質な女性ヴォーカルと混沌としたサウンドが織りなす「The Summer Had No Breeze」、サウンド・コラージュを散りばめた幻想的な世界が繰り広げられる「The Anecdote Of Horatio & Julie」、素朴なアコギによる抒情的なアシッド・フォーク「Evening Song」等を収録。
デヴィッドも一部でヴォーカルを務めていますが、大半のナンバーは無名の男性&女性シンガーによるもの。彼自身は実験的な密室サウンドに徹しています。
一筋縄ではいかない摩訶不思議なメロディーと不協和音に満ち溢れているものの、聴きやすくて妙に心地良いのが本作の魅力。サイケデリックでプログレッシヴ。一度ハマったら抜け出せないアンダーグラウンドな大名盤です。
両面フル・コーティングのジャケットは、表も裏もリング/コーティングすれ、盤の痕に沿ったヨレジワ、エッジ沿いに細かいシワが多く散見され、やや経年/使用感有りです。裏ジャケ背表紙沿いにコーティング浮き、浮きを伴ったヨレジワが散見されます。四隅の角および底エッジの所々にスレ剥がれが見受けられますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は仄かな紙スレ・線スレ・ヘアライン等の表面スレがうっすら散見されますが、目立つキズは特にありません。B2前半で数ミリの薄いスレキズによるプチを20回前後感じるのをはじめ、ごくたまにチリプチを感じる箇所はありますが、いずれも軽微なもの。両面ともに鑑賞の妨げになるような酷いノイズは無く、底チリも少なめ。再生状態はEX、大変良好です。
UKオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスはA1/B1
無地の薄紙インナースリーヴです(小さな書き込み有り)