UK Elektra EKS 7318 stereo
Condition sleeve : EX-〜EX / record : VG+
激レア、オレンジ・ラベルの極初期プレス、ステレオ盤です！
１９４５年ワシントンＤ.Ｃ.生まれのティム・バックリィ。若くしてこの世を去ったシンガーソング・ライターです。
本作は１９６７年にリリースされたセカンド・アルバム、彼の代表作です。
反戦への思いを込めた「No Man Can Find The War」、カーニヴァルの音をコラージュした「Carnival Song」、シリアスなピアノで始まり、ヘヴィなギターとオルガンが加わってゆく「Pleasant Street」、深いエコーに包まれたフォーキー・チューン「Hallucinations」、アコギを掻き鳴らしての絶唱が心に刺さる「I Never Asked To Be Your Mountain」、白昼夢のように淡く穏やかな「Once I Was」、メランコリックな味わいの「Knight Errant」、内省的な思いを綴った８分を超える大作「Goodbye And Hello」、そしてブラッド・スウェット＆ティアーズやイアン・マシューズも取り上げた、どこまでも儚くて切ない美曲「Morning Glory」等を収録。
温もりある微笑みを浮かべたジャケとは対照的に、サウンドは翳りと物哀しさが漂う混沌とした世界。激しさと静けさが同居したアシッド・サイケの大名盤です。
両面フル・コーティングのジャケットは、表も裏も若干のリング／コーティングすれ、エッジ沿いに細かなシワが散見されますが、ヨレ感は少なく、ツヤも概ね良好です。表ジャケ左上にステレオ・ステッカー、左下角に１本のヨレジワ、裏ジャケ背表紙沿いにコーティング浮き有り。四隅の角に若干のスレ剥がれが見られますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄い紙スレ・線スレ・ヘアラインが両面全体に散見され、細かいスリキズもチラホラ見受けられる為ＶＧ評価としましたが、大半が音に影響しない表面的なものです。微かな底チリ・時折軽微なチリプチは感じますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。再生状態はＥＸ－くらい、見た目以上に良好です。
ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスはＡ２／Ｂ２
別会社（デッカ）のインナースリーヴです（角がカットされています）
