UK Deram SML 1014 stereo
Condition sleeve : EX- / record : EX-〜EX
英国で活躍したプロデューサーのアーヴィング・マーティンとディック・ロウがタッグを組んで制作した１９６８年のイージー・ラウンジの傑作です。
「A Taste Of Honey」や『サウンド・オブ・ミュージック』でお馴染み「Edelweiss」といったスタンダードをはじめ、ロジャー・クック＆グリーナウェイの「I Was Kaiser Bill's Batman（口笛天国）」、憂いを帯びたソフト・ボサ「Beware, Beware」、フランシス・レイの「Mon Amour, Mon Amour」、キュートでドリーミーな「Paris Melody」、指揮を担当したピート・スミスによる哀愁を感じさせる美曲「Tamarisk」や「Midem Melody」等を収録。
ピアノにハープシコード、ギターやヴィブラフォンをフィーチャーした管弦楽器ストリングスによるクールなアンサンブル。時折顔を覗かせるシンセサイザーも良いアクセントです。
表ジャケは若干のリング／コーティングすれ、エッジ沿いに細かなシワが散見されますが、ヨレ感は少なめでツヤも概ね良好です。裏ジャケは周囲に仄かなスレ汚れを感じますが、大きな汚れや書き込み等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤は薄い紙スレ・線スレ等の表面スレがチラホラ見受けられますが、音に影響するようなキズはありません。Ｂ１の前半で小さな汚れによる軽いノイズを数回感じますが、クリーニング＆何度か針を通したことで殆ど気にならない程度まで改善されました。今後もさらに軽減すると思います。耳障りなノイズは特に無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
ＵＫオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
溝有りラベル。
マトリクスは１Ｗ／１Ｗ
インナー・スリーヴに書き込み有り。
