UK Fontana TL 5200 mono
Condition sleeve : VG / record : VG+
1935年ロンドン生まれのテナー・サックス/ヴィブラフォン/フルート奏者のタビー・ヘイズ。ブリティッシュ・ジャズ界を代表する名プレイヤーです。
本作は1962年にロンドンのクラブ“ロニー・スコッツ”で行われたライヴの記録です。最高傑作との声も高い『Down In The Village』と同ステージからの録音ですので、こちらも負けず劣らずの痛快なハード・バップ名演が収められています。
ファンキー&グルーヴィーな「Half A Sawbuck」や「The Sausage Scraper」、ホレス・シルヴァーの「Yeah!」、そしてヘイズのヴィブラフォンが聴けるブルージーな「Angel Eyes」等を収録。
ジミー・デューカー(トランペット)、ゴードン・ベック(ピアノ)、アラン・ガンリー(ドラム)、フレディ・ローガン(ベース)のクインテット編成での痺れる演奏が繰り広げられる本作、英ハード・バップの最高峰といっても過言では無い大名盤です。
表ジャケはコーティングすれが多く、ツヤはやや少なめです。左上角に欠け・ピン穴等のダメージ、その周辺のふちに僅かな色褪せ、背表紙沿いに黄ばんだシワが散見されます。裏ジャケは右上に表同様のダメージ、天エッジ沿いに青ボールペンによる書き込みと正方形のシール、取り出し口側にリングウエア、全体に黄ばみ・シミが散見される等、経年/使用感有りです。背文字の一部にシワがかかっていますが概ね鮮明、抜けもありません。
盤はやや目立つ線スレやヘアライン、細かいスリキズが散見される為VG+としましたが、大半が音に影響しない表面的なものです。但しA面の頭に右上がりの小さなキズ(画像参照)とスレによる周回ノイズが2分10秒間程出ます。しかしこの部分はメンバー紹介等のMC部分の為、実際曲が始まってから感じる周回ノイズは25秒間程、しかもかなり軽めのものです。(右上がりのキズによるノイズは13回程。針圧が調整出来ない簡易的なプレーヤーで何度か確認しましたが、針飛びは一度もありませんでした)B1中盤ピアノ・ソロ部分でヘアラインによるわずかな周回ノイズを感じますが、こちらは殆ど気にならない程度のものです。微かな底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、上述のA面イントロ以外に目立ったノイズは特に無く、見た目以上に良好な再生状態、オリジナル盤ならではの高音質サウンドをお楽しみいただけます。
※高額レア・アイテムにつき厳しめの評価です。VG特価でどうぞ!
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
Textured内溝ラベル。
マトリクスは1L▽1/2L▽2
薄紙白無地のインナー・スリーヴは片サイドに抜け有り。