UK Transatlantic PR 7294 mono
Condition sleeve : VG+++ / record : EX
1928年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのエリック・ドルフィー。卓越した技巧と独特の音楽観でジャズ界に衝撃を与えたバスクラリネット/フルート奏者です。
本作は、ブッカー・リトル(トランペット)、マル・ウォルドロン(ピアノ)、リチャード・デイヴィス(ベース)、エディ・ブラックウェル(ドラムス)のクインテット編成で、1961年7月16日、ニューヨークのクラブ“ファイヴ・スポット”で録音された歴史的セッションの第2弾です。
バスクラが変幻自在に疾走するスリリングな「Aggression」、ドルフィーの個性豊かなフルートが際立ちながらも穏やかなアンサンブルにまとまった「Like Someone In Love」を収録。
長尺の2曲のみで構成された本作ですが、冗長な感じは皆無。それぞれのソロも存分に堪能出来る名演です。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、左上/右下角付近にコーティング浮きを伴ったシワ、左下角と底エッジ沿いにコーティング浮き、背表紙沿いに細かいシワが散見されますがツヤは概ね良好です。裏ジャケは右上角に微かな折れジワと黒ボールペンによる書き込み、折り返し部ふちに黄ばみ汚れ、ジャケ周囲に仄かな黄ばみが見られます。角に若干のダメージ(スレ剥がれ)が見受けられる等、やや経年/使用感有りの為、VG+++としましたが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はデッドワックスに僅かな表面スレが見られますが、音溝部分に目立つスレ・キズ等は無く、両面ともにキレイめな盤面です。耳障りなノイズは一切無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
Texturedラベル。
マトリクスはA1/B1
インナースリーヴにシミ・黄ばみ、片サイドに抜け有り。