UK Decca LK 4872 mono
Condition sleeve : VG+++ / record : EX
1914年ミシシッピ州生まれのエディ・ボイド。40年代から録音を残すシカゴ・ピアノ・ブルースの巨匠です。
本作は、活動拠点をヨーロッパに移した彼が、ピーター・グリーンをはじめとするフリートウッド・マックのメンバーとジョン・メイオールを迎えて制作された1967年の作品です。
エルモア・ジェイムスで知られる「Dust My Broom」やビッグ・ビル・ブルーンジーの「Key To The Highway」といったブルース・クラシックをはじめ、渋いギターが絡み付く「Too Bad Part 1」に「Ain't Doin' Too Bad」、レイジーなピアノ弾き語り「Unfair Lovers」、軽快なブギウギ調の「Vacation From The Blues」「Blues Coat Man」、ボイドのピアノが存分に味わえるインスト「Steak House Rock」や「Rack 'Em Back」等の自作曲を収録。メイオールはハーモニカ、グリーンはギターで参加、そして「Night Time Is The Right Time」ではバック・コーラスも務めています。
ブリティッシュ・ブルース・ロック・ファンは必聴、聴き応えのある痺れる16曲入りです!
天/底/背表紙沿いにセロハン・テープ痕が見られる為VG評価としましたが、それを除けばEX以上の美ジャケです。
表ジャケはごく僅かなリングすれが見受けられますが、シワ・ヨレは少なく、コーティングのツヤも良好、テープ痕もさほど気になりません。裏ジャケは天/底エッジ沿いに黄ばんだテープ痕がハッキリと見えますが、目立つ汚れや書き込み等は無く全体的には白さを保っています。天エッジに黒ずんだスレ剥がれが散見されますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄い紙スレ・ヘアラインがチラホラ見られますが、光にかざして分かる程度のもの。両面とも音に影響するようなキズの無いキレイめな盤面です。微かな底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは特にナシ。大変良好な再生状態です。
非常に希少なUK初版です。ジャケVG特価でどうぞ!
UKオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
溝有りラベル。
マトリクスは1A/1A