UK Esquire 20-053 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX-
1921年ノースカロライナ州出身のビリー・テイラー。高等教育を受けた後、執筆活動をしたり大学で教壇に立ったりと、アメリカでは『テイラー博士』と呼ばれる一面も持つジャズ・ピアニストです。
本作は、1954年12月17日にニューヨークのタウン・ホールで行われたライヴの記録で、プレスティッジからリリースされた10インチ盤( PRLP-194 )のジャケ/タイトル違いの英国プレスです。
軽やかにスウィングする「A Foggy Day」、中盤から高速チューンにシフト・チェンジする「How High The Moon」、力強いタッチを聴かせる「I'll Remember April」といったスタンダードをはじめ、夢見心地な演奏が美しい自作曲「Theodora」等を収録。
アール・メイ(ベース)、パーシー・ブライス(ドラムス)とのトリオでの名演です。
表ジャケは微かなリングすれ、周囲に仄かなコーティングの黄ばみが見られますが、ヨレ・シワは少なめで、コーティング剥がれ・ムケ等もありません。裏ジャケはごく僅かなリングウエア、左上に黒ペンによる書き込みが見受けられます。角に少々のスレ剥がれが見られますが、抜けはナシ。ペラジャケの中では上々の部類のコンディションです。
盤は薄い紙スレ・線スレ等の表面スレが全体にうっすら散見される為EX-としましたが、音に影響するような深いキズはありません。B2中盤でプレスミスによる殆ど気にならない程度の5〜6回の僅かなプツ、経年による軽い底チリ・チリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような耳障りなノイズは特にナシ。再生状態はEX、大変良好です。
UK盤。コーティング折り返しペラジャケ。
内溝ラベル。FLAT厚盤。
マトリクスは PRLP-194-A / PRLP-194-B
市販の白無地インナー・スリーヴです。