UK CBS SRM 52586 stereo
Condition sleeve : EX / record : EX-〜EX
１９４７年北ロンドン生まれのレイ・ラッセル。ブリティッシュ・ジャズ界で活躍したギタリストです。
１９６８年ロンドンで録音された本作は、ロイ・フライ（ピアノ）、ロン・マシューソン（ベース）、アラン・ラシュトン（ドラムス）のカルテット編成によるソロ第一作目です。
ウェイン・ショーターの「Footprints」と、チャールズ・ロイドの「Sombrero Sam」以外はレイのオリジナル曲。エレガントなピアノに叙情的なギターが加わる「Bonita」や、ワルツ調の「The Fry And I」等、クールで繊細な楽曲が並びます。３つの組曲から成る「A Day In The Working Life Of A Slave Of Lower Egypt」は、彼が今後傾倒していくフリー・ジャズのルーツとも言える大作です。
モーダルな雰囲気が漂うひんやりとした本作、ジャズ・ロック〜プログレ・ファンも必聴、ブリティッシュＪＡＺＺの傑作です。
表ジャケは微かなコーティングすれ、背表紙沿いに数本のシワが散見されますが、ヨレ感は無くツヤも概ね良好です。裏ジャケは薄いリングウエア、右下角に僅かな折れが見受けられますが、大きな汚れや書き込み等はありません。四隅の角に若干のスレ剥がれが見られますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はＡ－１後半からＡ－３中盤にかけて、ホコリと見まごうような極細のうねったスレキズが見受けられ（画像参照）時折微かな周回プチを感じますが、ノイズ自体は微細なものです。そこ以外はデッドワックスの一部に表面スレを感じる程度、ＥＸのキレイな盤面です。全体的には鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特に無く、底チリもわずかです。
ＵＫオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
マトリクスはＡ２／Ｂ１
インナースリーヴは片サイドに僅かな抜け有り。
