UK HMV CLP 1652 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX-
1921年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのチコ・ハミルトン。50年代中期から活躍するジャズ・ドラマーです。
本作はチャールス・ロイド(テナー・サックス&フルート)、ジョージ・ボハノン(トロンボーン)、ガボール・ザボ(ギター)、アルバート・スティンソン(ベース)のクインテット編成で録音された1963年の作品です。
陽気でグルーヴィーな「Passin' Thru」、ボハノンとザボのスウィング感が絶妙な「The Second Time Around」、オリエンタル・ムード漂う「El Toro」、フルートの不思議な旋律に魅了される「Lady Gabor」等を収録。
一体感を見せながらも熱を感じさせないアンサンブル。淡々としていてどことなくクールな異色作です。
表ジャケは黒が基調の為、ややリング/コーティングすれが目立ちます。左下背表紙に沿って1本の長いシワ、右下角に若干のダメージ、取り出し口に少々のスレが見られます。裏ジャケは微かなリングウエア、上部やや広範囲にシミ、右下角にスタンプ・シール、取り出し口沿いに黄ばみ・細かいシミが散見されます。全体的に薄汚れた印象のジャケの為VG評価としましたが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はA-1にやや目立つ太めのヘアラインをはじめ、極薄の紙スレ・細かい線スレが全体にちらほら見受けられる為EX-としましたが、いずれも音には影響しない表面的なものです。耳障りなノイズは特に無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1N/1N
インナースリーブにシミ有り。