UK Contemporary SCA 579 stereo
Condition sleeve : EX / record : EX+
1928年カリフォルニア州ロサンゼルス出身のジャズ・ピアニスト、ハンプトン・ホーズ。
麻薬所持で逮捕されていた彼が釈放後直ちに録音したのが1964年の本作で、晴れ晴れとした解放感がそのまま作品に表れたすがすがしい雰囲気に包まれたアルバムです。
マイルス・デイヴィスの「Vierd Blues」やソニー・ロリンズの「St.Thomas」をはじめ、スタイリッシュな指さばきの「The More I See You」、自作ナンバー「G.K.Blues」等を収録。とりわけ、映画『アラモ』のテーマ曲「The Green Leaves Of Summer」の切ない名演奏は必聴です。
持ち前の明るくさわやかなスイングとブルース・フィーリングが見事に融合した作品で、ベースのモンク・モンゴメリーとドラムスのスティーブ・エリントンとの息もぴったりです。
木漏れ日に輝く緑・・・ジャケット通りの光に満ち溢れた傑作です。
表ジャケは背表紙沿いに少々のコーティング浮き、取り出し口沿いの一部に緑で修復された塗りの痕が見られますが、スレ・シワ少なめでコーティングもツヤツヤです。裏ジャケは左上角に小さな剥がれが見受けられるも変色・汚れ等はナシ、白さを保っています。ダメージに弱いペラジャケですが、コーティング剥がれ等は無く、大変良好なコンディションと言えます。四隅の角に若干のスレはありますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は両面共に大変キレイ。目立つスレ・スリキズの無い美盤です。耳障りなノイズは無く、底チリもあまり感じません。非常に良好な再生状態です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。溝ありラベル。
マトリクスは1W/1W