UK Decca LK 4730 mono
Codition sleeve : VG+ / record : VG+
フランク・チャックスフィールド楽団のアレンジャーでもあった英国の作・編曲家、ローランド・ショー。そんな彼が自身のオーケストラを率いて1965年にリリースしたのが本作。ショーン・コネリー主演で大ヒットした『007シリーズ』の楽曲を集めたカバー集です。
このテのアルバムはいくつかありますが、本作はメインテーマだけでなく劇中曲までも網羅する徹底したラインナップです。
オーケストラとはいえ、「The James Bond Theme」ではエレキ・ギターがしっかり入ります。
映画のサントラをも凌駕する重厚なアレンジにびっくりです。
大迫力の「Goldfinger」もおすすめ。
単なるイージーリスニングと思ったら大間違いのスウィング&クールな傑作です。
当時を彷彿とさせるヒップなジャケもいいですね。
ジャケは変色も無く一見キレイですが、 背部分に集中してシワが見られ、内3〜4本は切れています。裏ジャケは底部の折り返しにシワが多く、コーナー部に若干のダメージあります。
盤はA面にヘアライン状のキズがありますが5曲目の終盤の静かな部分で軽いプチ音を感じるくらいで他の箇所ではさほど問題無いようです。B-3出だしに小さなキズによるプチ音が2回出ます。
両面ともにヘアライン状の線スレやほとんど目立たない薄いスリキズが散見されますが、これらはあまり音に影響無いようです。
やけに音圧の高い迫力ある音質の盤です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。溝ありラベル。
マトリクスは2A/1A