UK Vocalion LAE-F 600 mono
Condition sleeve : VG++ / record : EX
1923年ブラジルのリオデジャネイロ出身のボラ・セチ。数々のフェスティヴァルで腕前を披露したボサノヴァ・ギタリストです。
本作は、米国に渡りポール・ホーン(フルート)、モンティ・バドウィック(ベース)、ジョニー・レイ(ドラムス)といった一流ミュージシャンとのセッションを記録した1965年のアルバムで、英国では66年プレスの本アイテムが初版となります。
ご機嫌なグルーヴが心地良い「Bolido」に「Original Joe's」、涼しげなフルートが穏やかな風を運ぶ「Lamento De Negro」や「Be-Bossa」、「The Girl From Lodi」といった自作曲を中心に、温もりに満ちたワルツ調の「Waltz Of The City」、軽快なカルロス・リラ作「Influenca Do Jazz」等を収録。
太陽の光と爽やかな風に包まれたボサ・ジャズの隠れた名盤です。
表ジャケはやや多めのリング/コーティングすれ、エッジ沿いに細かいシワがいくつか見られますが、コーティングのツヤはまずまず良好です。裏ジャケは若干のリングウエア、中央に赤インクによる指紋汚れが2つ見受けられます。四隅の角およびエッジの所々にスレ剥がれ、極小のムケが散見されます。全体的にやや使用感有りの為VG評価としましたが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は極薄の紙スレ・線スレが光にかざして僅かに見える程度。両面とも音に影響するような深いキズはありません。ごくたまに微かなプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは特に無く底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
UKオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
溝有りラベル。
マトリクスは2B/2B
インナースリーヴは取り出し口に破れ有り。