UK HMV CLP 1822 mono
Condition sleeve : VG / record : VG+
激レア、英国プレスです!
1934年ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのシャーリー・スコット。50年代後半から数々の優れた作品を残した“オルガンの女王”です。
本作は“インパルス”からリリースされた1964年のアルバムで、A面はオリヴァー・ネルソンが率いるオーケストラとの共演、B面はボブ・クランショウ(ベース)、オーティス・フィンチ(ドラムス)とのトリオでの録音で構成されています。
スリリングなビッグバンドによる「A Shot In The Dark」や「Great Scott」、ゴージャスな都会派バラード「The Seventh Dawn」、ダイナミックな疾走チューン「Hoe Down」、しっとりブルージーなシャーリーのヴォーカルが堪能出来る「The Blues Ain't Nothin' But Some Pain」、滑らかで歌心に満ちたハモンドに癒やされる「Make Someone Happy」等を収録。
曲によって様々な表情を見せる絶品のオルガン・プレイが味わえるソウル・ジャズ傑作です。
3.5センチの天割れ&シミ、3センチの底割れが見られる等全体的に経年/使用感有りのジャケットです。表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、取り出し口中程に僅かな破れ、背表紙沿いに細かいシワが散見されますが、コーティングのツヤはまずまずです。裏ジャケはライナーノーツ部にシミ、全体的に極薄の黄ばみ汚れを仄かに感じます。四隅の角および底エッジの所々にスレ剥がれが見受けられますが、背文字は鮮明です。
盤は全体に紙スレ・線スレ・ヘアラインが散見され、勢いよく擦ったような線スレや細かいスリキズもちらほら見受けられる為VG評価としましたが、大半が音に影響しない表面的なものです。微かな底チリ・時折チリプチ、A-2と3の曲間部で3回のプチ、B-4の中盤と後半で薄キズによる軽微な周回プチ等、若干ノイズを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになる程の酷いノイズは特にありません。再生状態はEX-くらい、見た目以上に良好です。
A面ラベルにサンプル・ステッカー有り。
英国プレスは殆ど出回っていない激レア・アイテムです。美品をお探しの方にはお薦め出来ませんが、多少のノイズはOKという方には大変お買い得な掘り出し物かと思います。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1N/B-1N
インナー・スリーヴに書き込み有り。