UK CBS BPG 62604 mono
Condition sleeve : VG+++ / record : EX--
1902年ミシシッピ州生まれのサン・ハウス。ロバート・ジョンソンやマディ・ウォーターズに多大な影響を与えたデルタ・ブルースの巨匠です。1930年代から録音を残し、その後音楽活動を休止。60年代に入り復活、そして65年にニューヨークで録音されたものが本作です。
この時彼は63歳ですが、年齢を感じさせないハリのある歌声を聴かせる「Death Letter」をはじめ、レイジーなギター弾き語りの「Louise McGhee」や「Sundown」、手拍子のみで歌う「John The Revelator」に「Grinning In Your Face」、アーシーで枯れた味わいの「Levee Camp Moan」等を収録。
1曲を除き全て自作曲で構成。ギターとハーモニカのみのシンプルなバックでいぶし銀のヴォーカルを聴かせる、味のある名盤です。
表ジャケは黒が基調の為ややリング/コーティングすれが目立ちます。右上に折れジワ、取り出し口に少々のスレヨレ、エッジ沿いに細かいシワが散見されます。裏ジャケは周囲に仄かな黄ばみ、右下角に薄いシミが見られます。四隅の角およびエッジのごく一部に小さなスレ剥がれ有り。全体的に経年/使用感が見受けられる為VG評価としましたが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄いヘアライン・線スレがいくつか散見されます。大半が音に影響しない表面的なものですが、A-2イントロ部分に5ミリ、A-3中盤に1.5センチの極細の線キズがあり、ストレスにならない程度の軽い周回プチを感じます。全体的には耳障りなノイズは特に無く、ごくたまに軽微なチリプチを感じるくらい。底チリも少なめです。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
Texturedラベル。
マトリクスはA1/B1