UK MGM C 765 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX-
1927年英国ミドルセックス州生まれのクレオ・レーン。ジャマイカ人の父とイギリス人の母を持つヴォーカリスト&ミュージカル女優の大御所です。
本作は1957年にリリースされたアルバムです。
弦楽器主体のストリングスを従えてしっとりと歌う「The Lady Sings The Blues」、デイヴ・リーのピアノをバックにスモーキーなヴォーカルを聴かせる「Mean To Me」や「My One And Only Love」、「Happiness Is A Thing Called Joe」、歌心あふれる淡いホーンが印象的な「Mood Indigo」、スタイリッシュでムーディーな「Early Autumn」、小粋なスウィング・チューン「Tain't What You Do」、ハープの心地良い音色に包まれた「Hit The Road To Dreamland」等を収録。絶品の歌い回しを引き立てる、控えめながらも品のあるバック陣の演奏にも注目です。
ハスキーでまろやかな彼女のヴォーカルを存分に堪能出来る極上の1枚、初期の隠れた名盤です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も若干のリングすれ、エッジ沿いに細かなシワが散見されますが、ヨレ感は少なめでツヤもまずまず良好です。裏ジャケの取り出し口中程にコーティング剥がれ・ムケが見られますが、表ジャケはキレイです。四隅の角に少々のスレが見受けられますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄い紙スレ・線スレが散見される為EX-としましたが、大半が音に影響しない表面的なものです。経年による底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。概ね良好の再生状態です。
UKオリジナル盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスは1N/1N