UK Esquire 32-035 mono
Condition sleeve : VG- / record : EX-〜EX
１９３０年ニューヨーク州生まれのソニー・ロリンズ。ジョン・コルトレーンと並ぶジャズ・サックスの巨匠で、ハード・バップの神様的な存在でもあります。
本作は、１９５６年にプレスティッジからリリースされた『Sonny Rollins With The Modern Jazz Quartet』のジャケ違いの英国プレスで、初のリーダー作でもあります。
５１年１月と１２月のニューヨーク録音、５３年１０月のニュージャージーでのセッションで構成された本作、軽快な演奏を聴かせる「Almost Like Being In Love」や「With A Song In My Heart」、まろやかなブロウが染みるエリントン・ナンバー「In A Sentimental Mood」といったスタンダードをはじめ、「The Stopper」「Scoops」「Mambo Bounce」等の自作曲を収録。
ミルト・ジャクソン（ヴィブラフォン）、パーシー・ヒース（ベース）、アート・ブレイキー、ケニー・クラーク、ロイ・ヘインズ（ドラムス）、ジョン・ルイス、ケニー・ドリュー（ピアノ）等々メンバーも豪華な顔ぶれ。そして「I Know」ではマイルス・デイヴィスがピアノを弾いています！
ジャケットは残念ながら傷みが目立ちます。表も裏もコーティングの変色、取り出し口にスレ・ヨレ・剥がれ、底エッジ沿いにシミ、四隅の角および背表紙・天／底エッジにスレ剥がれ・ムケが点在、エッジ沿いにシワが散見されます。抜けはありませんが、かなりくたびれた印象です。
盤は薄いスレ・線スレ・細かいスリキズがちらほら見受けられますが、大半が音に影響しない表面的なものです。経年による軽い底チリ・時折チリプチ、Ｂ－２ラスト〜Ｂ－３前半にかけて殆ど気にならない程度の微かな周回プチを感じますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。英Ｅｓｑｕｉｒｅ盤ならではの高音質サウンドを存分に味わえる大変良好な再生状態です。
ＵＫ盤。両面フル・コーティング折り返しジャケット。
外溝ラベル。
マトリクスはＡ／Ｂ、ＲＶＧ刻印（手書き）
パラフィン紙のインナースリーヴです。
