UK Ace Of Clubs ACL 1187 mono
Condition sleeve : EX / record : EX〜EX+
1928年フランス・パリ出身のアレクシス・コーナー。英国ロックやMODS系のアーティストに多大な影響を与えた“ブリティッシュ・ブルースの父”と呼ばれるシンガー&ギタリストです。
本作は、グラハムボンド・オーガニゼイションでも活躍したディック・ヘクストール=スミス(テナー・サックス)、ブリティッシュ・ジャズ界の重要人物アート・テメン(テナー&アルト)やフィル・シーマン(ドラムス)、ジョニー・パーカー(ピアノ)、マイク・スコット(ベース)から成るブルース・インコーポレイテッドを率いての1965年作、全曲インストゥルメンタルです。
アーシーで枯れた味わいの「Blue Mink」や「Rainy Tuesday」、ご機嫌なアンサンブルを聴かせる「Sappho」に「Chris Trundle's Habit」、オリエンタルな雰囲気を醸し出す「Preachin' The Blues」、ジャズへのアプローチを見せるグルーヴィーな「A Little Bit Groovy」や「Trundlin'」等を収録。
彼のルーツであるジャズとブルースの融合を見事実現させた本作、MODフリークからジャズ・ファンまでをも唸らせるブリティッシュ・ブルースの名盤です。
表ジャケは右上と背表紙沿いにコーティング浮き、エッジ沿いに細かいシワが散見されますが、スレは少なく大変美しいツヤツヤのコーティングです。裏ジャケは右上に青マジックによる書き込みが見られますが、全体的には白さを保っています。抜けは無く背文字も鮮明、コーティング浮きと書き込みを除けばEX+クラスの美ジャケです。
盤はA面に1センチの薄い線スレが1本、B面に3センチほどのうねった線スレが2本微かに見える程度。いずれも表面的なもので、両面とも音に影響するようなキズの無い美盤です。耳障りなノイズは一切無く、経年による底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
このタイトルはコーティングの白化が見られるものが多く、キレイなジャケットは殆ど出回っていません。書き込みはありますが盤ともにオススメのコンディション、是非ご検討下さい!
UKオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
溝有りラベル。
マトリクスは1A/1A
インナースリーヴは片サイドに抜け有り。