UK HMV CLP 1818 mono
Condition sleeve : EX--- / record : VG
数多くのアルバムをリリースしているジョニー・マティスですが、1964年の本作はラテン・ブラジルの楽曲で構成された傑作です。
激しいパーカッション〜子供のコーラス〜穏やかなジョニーのスキャットと流れる「Felicidade」は斬新でいて極上のボサ・ノヴァ。
彼の繊細なハミングとハイトーン・ヴォイスが清涼感を生む「Manha De Carnaval」、全編スキャットで通した「Samba De Orfeu」、壮大なラテン・バラード「Serenata」などなど。
全体通してジョニーのスキャット・ハミングが大きな効果を上げているアルバムに仕上がっています。
それにしても、この人の声ってラテン・ブラジルにもとても適しているんです。 初めて聴いた時、ブラジル人が歌っているのかと思いました。
ジョニー・マティスの非凡な才能に改めて気付かされる隠れた名盤です。
表ジャケ、コーティングの状態は非常に良くツヤツヤです。裏ジャケの黄ばみもありません。しかし多少の角スレと若干のヨレ感があるのでEXにマイナスを付けました。
盤は目立つキズは無いものの、全体的にこまかいスレが多くなんとなくツヤが少ない感じですのでVGとしました。チリノイズも少し感じます。B-2の出だしに数ミリの小さなキズがあり数回プチノイズ出ます。
英国において、本作は彼のカタログの中で最も高値で取り引きされている入手困難盤です。VGですがこの機会に是非ご検討下さい。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
カンパニー・スリーブは片サイドに抜けあります。