UK Verve CLP 1538 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX-〜EX
１９２０年ミズーリ州カンザスシティ出身のチャーリー・パーカー。ディジー・ガレスピーと共にモダン・ジャズの創世に携わった“ビバップの父”と呼ばれるアルト・サックス奏者です。
１９６１年の本作は、彼の絶頂期である４０〜５０年代初頭の音源で構成されたベスト盤です。
ハンク・ジョーンズ（ピアノ）、マックス・ローチ（ドラムス）参加の疾走感に満ちた「Kim」、ガレスピー（トランペット）やセロニアス・モンク（ピアノ）が加わり小気味良いアンサンブルを聴かせる「Bloomdido」、マイルス・デイヴィス（トランペット）にウォルター・ビショップ（ピアノ）といった豪華な面々による「Au Private」「She Rote」「Kc Blues」、そしてレトロでドリーミーなストリングスとの共演「Just Friends」「I Didn't Know What Time It Was」も絶品です。
歌心あふれるまろやかなアルトが冴える名演の数々、彼の入門編としても最適な１枚です。
表ジャケは若干のコーティングすれ、エッジ沿いに数本のシワが散見されますが、ヨレ感は少なくツヤも概ね良好です。裏ジャケは右半分に水濡れによるシミとたわみ（波打ち）、右上に青ボールペンによる書き込みが見られます。四隅の角にスレ剥がれ等のダメージが見受けられますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄い線スレ・表面スレがいくつか見られる為やや厳しめにＥＸ－としましたが、音に影響するような深いキズは無く、殆どＥＸの盤面です。耳障りなノイズは特に無く、経年による底チリ・チリプチも少なめ。大変良好な再生状態です。
ＵＫ盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはＡ－１Ｎ／Ｂ－１Ｎ
カンパニー・スリーヴは片サイドに抜け有り。
