UK Columbia 33SX 1076 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX+
１９０６年オハイオ州出身のトロンボーン奏者ヴィック・ディッケンソン、１９１５年サウスカロライナ州生まれのトランペット奏者タフト・ジョーダンをはじめ、初期のスウィング期で活躍した面々が集結、本作は１９５６年にニューヨークで行われたセッションの記録です。
キレの良いスウィンギーなアンサンブルを聴かせる「Arvell's Tune」や「Blue Lou」、ノスタルジックな風が吹くスウィートなバラード「Man Plays A Horn」に「Did I Remember?」、ガス・ジョンソンのドラミングが痛快な「Skin Tight And Cymbal Wise」、ちらりと顔をのぞかせるラテンのリズムがアクセントの「Budd's Idea」、疾走感あふれる「Every Day Blues」等を収録。
レトロな肌触りを感じさせつつも古臭さは皆無、リラックス・ムードの中での粋でヒップな快演です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も若干のリングすれが見られますが、ペラジャケに有りがちなコーティング剥がれ・ムケ等は無く、良好な部類のコンディションです。背表紙に黄ばんだ剥がれ（シワ）が散見されますが、抜けは無く背文字も鮮明です。裏ジャケ右下に鉛筆による“Ｓ”の書き込み有り。
盤はＡ面に１本の線スレ、Ｂ面に３本のヘアラインが見られますが、いずれも光にかざして見える程度の薄いもの。両面共音に影響するようなキズの無い美盤です。耳障りなノイズは特に無く、経年による底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
この時期の英ＥＭＩの音質はとりわけ抜群。迫力有る演奏をお楽しみ下さい！
ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスは１Ｎ／１Ｎ
