UK HMV CLP 1537 mono
Condition sleeve : EX-- / record : EX
1917年米ヴァージニア州生まれのエラ・フィッツジェラルド。ビリー・ホリデー、サラ・ヴォーンと並ぶ最高峰のジャズ・ヴォーカリストの一人です。
本作は、1961年5月21日にカリフォルニアのハリウッドで行われたライブの記録です。ルー・レヴィのピアノを中心に、ジム・ホール(ギター)、ウィルフレッド・ミドルブルックス(ベース)、ガス・ジョンソン(ドラムス)が彼女をバックアップします。
小気味良い「This Could Be The Start Of Something」や高速チューンの「You're Driving Me Crazy」といったスウィング・ナンバーをはじめ、ブルージーな「I've Got The World On A String」、しっとりと歌う「It Might As Well Be Spring」、キュートな一面が見え隠れするガール・ポップ風の「Blue Moon」、そして圧巻のスキャットが炸裂する「Take The“A”Train(A列車で行こう)」や「Satin Doll」、「Airmail Special」等を収録。
あらゆるタイプの楽曲も伸びやかな声で余裕で歌いこなす歌唱力に鳥肌。全てのヴォーカル・ファン必聴の名ライブです!
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、左上/右上にコーティング浮きを伴ったやや長いシワ、エッジ沿いに細かいシワが散見されますが、ツヤは概ね良好です。裏ジャケは右下折り返し部に沿った3.5センチ程の切れが見受けられますが、書き込み等はありません。四隅の角に若干のスレ剥がれが見られるも、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄い線スレが両面に1〜2本ずつ見えますが、いずれも音に影響しない表面的なものです。耳障りなノイズは特に無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1S/1S
インナー・スリーブは片サイドに抜け、丸窓部分に破れ有り。