UK Parlophone PMC 1086 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX〜EX+
1926年フィラデルフィア生まれのスタン・レヴィ。ウエストコースト・シーンで活躍した白人ジャズ・ドラマーです。
本作はNYの名門レーベル“ベツレヘム”からリリースされた1955年のアルバムで、彼の代表作として知られる1枚でもあります。
デクスター・ゴードン(テナー)をはじめ、コンテ・カンドリ(トランペット)、フランク・ロソリーノ(トロンボーン)、リロイ・ヴィネガー(ベース)、ルー・レヴィ(ピアノ)の豪華な面々が集結した本作、小気味良いスウィングを聴かせる「Diggin' For Diz」、黄昏感漂うセロニアス・モンク作のバラード「Ruby My Dear」、疾走感に満ちたマイルス・デイヴィスの「Tune Up」、優雅に引き継がれてゆく3管のソロが見事な「Day In Day Out」、デクスターのブルージーなソロを堪能出来る「Stanley The Steamer」等を収録。
ダメージに弱い両面フル・コーティングのペラジャケですが、取り出し口にコーティング剥がれ・ムケ等は無く、上々のコンディションです。
表ジャケは微かなリングすれ、左下角に僅かなコーティング剥がれ、その5センチほど上に2センチ弱のキズ、背表紙沿いに細かいシワがいくつか見られますが、ヨレ感は少なめでツヤも概ね良好です。裏ジャケはごく僅かなリングウエア、折り返し部に仄かな黄ばみを感じますが、書き込み等はありません。背表紙上下の角付近に若干のスレ剥がれが見受けられますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はデッドワックスの一部に極々わずかな表面スレを感じますが、音溝部分に目立つスレ・スリキズ等は無く、両面共にキレイな盤面です。経年による底チリを僅かに感じる盤ですが(B面の方がやや多めに感じます)、ストレスになるような耳障りなノイズは特にナシ。ゴールド・パーロフォンの抜群の音質をお楽しみ頂ける再生状態です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスは1N/1N