UK Verve VLP 9027 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX
1925年イリノイ州・シカゴ生まれのメル・トーメ。“男性ジャズ・ヴォーカリストの最高峰”と言われる彼ですが、実は作/編曲家、ドラマー、俳優と、様々な顔を持つマルチな才人でもあります。
本作は、デューク・エリントンとカウント・ベイシーに賞賛の意を込めて制作された1962年の作品です。
スウィンギーな「I'm Gonna Go Fishin'」や「Don't Get Around Much Anymore」、彼お得意のスキャットをフィーチャーした「Take The 'A' Train(A列車で行こう)」に「Sent For You Yesterday And Here You Come Today」、ランバート、ヘンドリックス&ロスでお馴染み「Down For The Double」等を収録。
アレンジ/指揮はジョニー・マンデルが担当。キレのあるビッグバンドに、彼のヴェルヴェット・ヴォイスが冴え渡ります。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、右上にシール剥がし痕、右下にキズが見られます。裏ジャケは左上にシール(テープ)剥がし痕、右上に赤ペンによる書き込み有り。抜けは無く背文字も鮮明ですが、四隅の角及びエッジの所々にスレ剥がれ等のダメージ、取り出し口底部に3センチ程の裂けが見受けられます。全体的に使用感・細かい傷みが散見される為VG評価としました。
いっぽう盤は、表面的な薄いヘアラインがいくつか見られる程度で、音に影響するようなキズはありません。耳障りなノイズは特に無く、底チリも少なめ。鮮やかなサウンドをお楽しみいただける再生状態です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-2S/B-2S