UK Liberty LBY 3087 mono
Condition sleeve : EX〜EX+ / record : EX
1942年ニューヨーク生まれのジョニー・リヴァース。50年代後半からロックン・ロールを主に歌ってきた彼ですが、甘い歌声を活かしてソフトロック・ファンに強くアピールする作風に次第に変化していきます。
1966年の本作もそんな1枚。全米1位を獲得した「Poor Side Of Town」をはじめ、多くのシンガーがカバーしたジム・ウェッブの不朽の名曲「By The Time I Get To Phoenix」はこれが本家。哀愁漂う「A Taste Of Honey」、スタイリッシュでしなやかなボサノヴァにアレンジされた「Days Of Wine And Roses」、気品あふれる管弦楽器主体の「California Dreamin'」、ビーチ・ボーイズのカバーで有名なボビー・フリーマンの「Do You Want To Dance」等々おススメ曲目白押しです。
程良いエコーとドリーミーな女性コーラス、アコギと清涼感に満ちたストリングスによるサウンドが爽やかな風を呼ぶ名作です。
表ジャケは上下に微かなリングすれ、右下角付近に折れジワ、左上エッジ沿いに少々の色褪せが見られますが、ヨレ感は少なくツヤツヤの美しいコーティングです。裏ジャケは左下角に折れジワ、右下角付近に細いシワが見受けられますが、スレ・汚れ等は無くとてもキレイです。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤は薄いヘアラインや線スレが2〜3本見られるくらい。両面共にキレイめな盤面です。B-1で線スレによる周回プチ、B-4のイントロとB-6のラストで小キズによるプチを数回ずつ感じますが、いずれも鑑賞の妨げにはならない程度の軽微なもの。ストレスなく楽しめる再生状態です。
A面ラベルにサンプル・ステッカー有り。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-1