UK Columbia 33SX 1541 mono
Condition sleeve : EX / record : EX〜EX+
英国を代表する国民的スターのクリフ・リチャード。ビートルズが登場する遥か前の1958年にノリー・パラマーに認められデビュー、バックバンドのシャドウズと共に英国ロック界に君臨、エルヴィス・プレスリーと人気を競う大スターでした。
1963年の本作は、スペイン語で歌ったバルセロナ録音のアルバムです。スペイン語と言うと多少取っつきにくい印象かもしれませんが、ラテン・ナンバー集と言えば興味を示す方も多いのではないでしょうか。陽気で軽快なお馴染みのラテン・スタンダード「Perfidia」や「Frenesi」をはじめ、『黒いオルフェ』の「Cancion De Orfeo」、優しく語りかけるように歌う「Amor, Amor, Amor」や「Vaya Con Dios」、ぬくもりに満ちたギターをバックにロマンティックな歌唱を聴かせる「Tus Besos」等を収録。
曲によって表情を変えるクリフのヴォーカル、彼が単なるアイドルではなかったことに気付かされる聴きごたえのある1枚です。
表ジャケは微かなリングすれ、背表紙沿いや取り出し口側にシワがいくつか見られますが、ヨレ感は無くコーティングのツヤも良好です。裏ジャケも目立った汚れ等は無く、概ねキレイなコンディションです。四隅の角に若干のスレはあるものの、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はごく僅かな表面スレ・線スレが見られるくらい。音に影響するようなキズの無いキレイな盤面です。耳障りなノイズは一切無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
数あるクリフのアルバムの中でも本作はあまり見かけない1枚です。内容・コンディション共に文句ナシ。英EMIの抜群の音質でお楽しみください!
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1N/1N
インナー・スリーブに黄ばみ有り。