UK London / Atlantic HA-K 8035 mono
Condition sleeve : EX / record : EX
1930年米ジョージア州出身の盲目のシンガー&ピアニストのレイ・チャールズ。
とにかく膨大な数の作品を残している彼ですが、1961年の本作はピアニストとしてのチャールズを楽しめる1枚です。56年のふたつのトリオでの音源と57年のホーンが加わっての演奏の、3つのセッションから構成されていますが、寄せ集め的な印象は全く無く、ひとつのライヴを聴いているようなまとまり感です。ブルージーな「The Genius After Hours」、疾走感溢れる「Joy Ride」、軽やかな指さばきの「Charlesville」といった自作曲から「Ain't Misbehavin'」や「The Man I Love」等のスタンダード・ナンバーを収録。
表ジャケは微かなリングすれ、背表紙沿いに数本のシワ、取り出し口上方両面に5ミリ程度の破れが見られます。裏ジャケは折り返し天部に少々の汚れを感じますが、黄ばみ・変色等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤は両面共キレイですが、A-2〜3にかけて2センチ程の細い線キズ、B-1の終盤に5ミリの小キズがあり、それぞれの箇所でプチを感じます。しかし演奏の妨げにはならない程度の軽めのものです。全体的には底チリも少なく、とても良好な再生状態です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
溝ありラベル。
マトリクスは1B/2B
薄紙無地のインナー・スリーブです。