UK Tamla Motown STML 11106 stereo
Condition sleeve : EX- / record : EX+
モータウンで活躍したラフィン兄弟の兄、ジミー・ラフィンの１９６９年作です。 ジャケを見る限りでは何かワイルドな内容を想像してしまいがちですが、実は“いかにもモータウン”的な爽やかなナンバーで埋め尽くされたＰＯＰな１枚なのです。
当時、アメリカよりイギリスでの評価が高かったジミー。アメリカでは「Don't You Miss Me A Little Bit Baby」が小ヒットしたくらいでしたが、イギリスでは「I'll Say Forever My Love」が７位、７０年に入ってから「Farewell Is A Lonely Sound」が８位、「It's Wonderful」が６位と、大きな成功を収めました。ソフトな歌声で耳馴染みの良いポップなナンバーを歌うというスタイルが、英国の人々に受け入れられたのでしょう。
土臭さ、ディープさとは無縁の、カラリと晴れたモータウン・ミュージックで彩られた傑作です。
表ジャケは右上に折れジワとシールの剥がし残し、密着保存で付着した紙の破片が上下に少し見られますが、シワ・ヨレは少なめでコーティングのツヤも良好です。四隅の角に少々のダメージ有り。裏ジャケは極々僅かなリングウエア、折り返しの一部にムケが見られます。背文字は鮮明で、抜けもありません。
盤はごく僅かな表面スレが光にかざして見える程度、スリキズの無い美盤です。 耳障りなノイズは一切無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはＡ－１／Ｂ－１
インナー・スリーブに微かな底抜け有り。
